心配性で吐き気を伴う男児

Ⅹ年3月に嘔吐したことがきっかけとなり食事中に吐き気や嘔吐することが増え、学校へ行くことも不安になってしまった男の子。
休みや楽しいことがある前でも嘔吐があるので、心配などの心因性だけではないのでは?と思ったお母さんが連れて来られました。
Ⅹ年6月頃には吐き気を訴えることがほぼなくなっていたが、夏休みの終わりにまた毎食時吐き気を伴うようになった。
週1回治療を継続することで、10月には嘔吐はほぼなくなった。その後は風邪気味になっても悪化することがなくなったので、学校を休むことなく2学期3学期が過ごせた。
現在もまたなるのでは?という不安もあり、小児鍼を続けている。
男の子は不安になることが減り、表情もとても明るくなった。
新生活の始まる春。
子どもたちは大人以上に気を張って過ごしています。
小さなSOSを見逃さず、抱え込まず、ご相談いただければと思います。